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PETボトルはどうして名前に「PET」と付くのですか? |
PETというのは樹脂の材質名です。 「ポリエチレンテレフタレ(ラ)ート POLYETHYLENE TEREPHTHALATE 」の略です。 間のPとEとTをとってPETと表示されています。 |
何故、キャップやラベルを取り、中を洗って出さなければいけないのですか? また、リサイクル業者の技術が進歩しているから、分別しなくても大丈夫なのではないですか? |
再生PET樹脂(フレーク・ペレット)の品質レベルは上がっていますが、下記のような理由により消費者の皆様に分別のご協力をお願いしています。 |
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※国の推奨する容器包装リサイクルートでのリサイクル処理の場合、市区町村さまの立会いのもと、年に1度品質調査が行われています。皆様の分別によって高品質な再生PET樹脂が生まれ、用途が広がり価値も上がります。 |
どのような商品に生まれ変わるのでしょうか? また、身の回りにあるもので、PETボトルからできたリサイクル品には、どんな物があるのですか? |
リサイクルPET原料は主に繊維、シート、成型品に使用されています。 それぞれの代表的な商品は、繊維では衣類や車の内装材、シートではタマゴパック、成型品では文具などです。 2011年から飲料用ペットボトルにも使用されています。(メカニカル B to B) |
このマークにはどんな意味があるのですか? |
資源有効利用促進法に基づき表示されており、分別・回収を促進するためのマークです。国際的な規格ですが日本でも1993年より指定表示商品に表示が義務づけられました。ご家庭で分別する時は、このマークのもの以外は一緒にしないで下さい。 |
上記のマーク以外のボトルが混入すると、どのような問題があるのですか? |
材質が違うボトルが混入すると品質の良い再生PET樹脂がつくれません。また、材質がPETであっても、洗剤や油のボトルなどが混入すると、きれいな原料に悪影響が出てしまいます。 |
消費者がリサイクル(分別)に協力するメリットは何ですか? |
日本国内で“リサイクルシステム”の構築(※容器包装リサイクル法の制定)を始めた理由は、年々増加していく家庭から排出される“容器包装ごみ”を、焼却・埋立て以外の方法で処理できないかと検討し、減量と資源の有効活用の確保を図る目的で始まりました。 限りある地下資源の枯渇が問題となっている今、環境負荷軽減を考えると、PETボトルでできることは、消費者が分別排出、市区町村が分別収集、事業者が再商品化という一般廃棄物に対する責任を役割分担することで、地下資源をなるべく使わず、地上資源のみで別の商品に生まれ変わらせることです。 それによって再び生まれ変わった製品が、皆様のところへに戻っていくという事が可能になるのです。 |
もっと詳しく知りたい方は「廃PETボトル再商品化協議会」のQ&Aへ